2012年07月03日

1食100円で作れる、異色の“自炊男子本”が売れている

異色の料理本が売れている。その名も『家メシ道場』。著者は会社員・漫画家・編集者・プランナーなど、
それぞれに職業を持つ料理道楽の男ばかり11名のユニット「給食系男子」という点もユニークだ。
出版社は主にビジネス書を手がけるディスカヴァー・トゥエンティワンで、料理本は初めてという異色ずくめとなっている。

今年4月に出版されると、毎日新聞の書評欄「今週の本棚」で紹介され、フジテレビ系の「めざましテレビ」で
軽部真一アナウンサーがこの本のレシピをスタジオで再現。この日はなんとAmazon.co.jpの総合書籍ランキングで
売り上げ1位を記録した。書店ではこの本のまわりに鍋やフライパンを並べ、
「黄金チャーハン 1人分77円」「ナスのみそ炒め定食 1人分91円」など居酒屋風のポップを貼るなど、
大プッシュしてくれたこともあり人気に火がついた。発売1カ月で5万部を突破、現在の発行部数は4刷6万6000部だ。

この本の魅力は、1食100円程度の材料費で作れる、3工程で作れる、しかもおいしい、という
“安い・早い・うまい”レシピになっていること。レンジでチンするぐらいしか料理をしたことがない、
自炊は完全に初めてという男性向けに丁寧に編集されている
(文/志水京子)
【送料無料】家メシ道場

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価格:1,050円(税込、送料別)

  
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